1.カラーとは?
カラーとは円筒状をした旋盤加工品の1つで、位置決めをするために用いられたり、製品の周りを囲い込むことで、余分なスペースをなくすために使用される部品のことです。
ストレート形状のカラーが代表的ですが、インサートカラー、特殊カラー、つば付カラー、異形状カラー、スロット穴カラーなどがあります。セットカラーは、プレートやブラケットの取り付けにも使用されます。
2.当社 対応可能な特殊カラーの種類
種類(使用用途、役割)
インサートカラー
インサートカラーとは、「insert(挿入) 」という名の通り、
合成樹脂素材にインサート成形することによって接合部を強化するカラーです。
つば付カラー
結合部分を強化するために使用されるファスナーパーツの一つです。
異形状カラー
通常のカラーの円形ではなく、小判型、多角形、楕円形などの形をした物を指します。
※上記以外にもお客様のご要望に合わせたスペーサーを製作いたしますので、ご相談ください。
3.当社 対応可能な材質・表面処理・サイズ
材質 |
表面処理・熱処理 |
サイズ |
・ステンレス ・鉄 ・アルミ ・真鍮 |
・メッキ ・アルマイト処理 ・焼入れ |
・内径=3㎜~ ・外径=8~90mm ・厚み=1mm~30mm程 |
※その他、ご希望があればお客様のご要望に合わせた材質・処理・サイズ対応をさせて頂きます。
4.製品事例
本製品は、SS400のストレートカラーです。主に本製品は、自動車と産業機械に使用されます。カラーは、主に回転体の軸端に設置することで位置決めをおこなったり、余分なスペースをなくすために使用される部品です。特に止めネジやシャフトを押さえて固定することに使用されます。一般的に、ストレート形状のカラーがよく使用されますが、ツバ付きカラーやセットカラーなどがあります。
5.まとめ
今回は、部品メーカーが提供する特殊カラーとは?種類、用途、役割を細かく紹介しました。
特注スペーサー・カラー製造.comを運用する株式会社カドクラは、
”特注品”の製作を得意としております。高精度・高品質での削り出し、単純形状から複雑形状まで、
お客様のご要望に合わせた製品製作を行いますので、ぜひ一度ご相談下さい