1.ワッシャーの用途に合わせた選び方
ワッシャーは、金属製のワッシャーと樹脂製のワッシャーの2つに分類され、使用用途によって材質が使い分けられています。
使用用途は、下記の2つになります。
1.母材との緩み防止
2.気密性を保つ
樹脂製のワッシャーは、気密性を保たせたい箇所に多く使用されます。
2.樹脂製のワッシャーの役割
ワッシャーの役割には、ネジの取り付け部分から気体や液体の漏れ・侵入を防ぐために、気密性を高める役割があります。気密性を高めるために最適な材質は、樹脂やアルミ、銅などが多く用いられます。
その中でも樹脂製のワッシャーは、気密性の保持が目的の場合のほか、母材も樹脂の場合や母材を傷付けたくない場合などに採用されます。
ただし、樹脂製ワッシャーは、樹脂の種類によって特性が大きく異なるため、用途に応じた選定や特性に応じた使い方が必要です。
3.対応実績のある樹脂の種類
・MCナイロン
・POM(ジュラコン)
当社では、上記の2つの樹脂に対応してきた実績があります。
この他にも、製造を希望される樹脂がある場合は、ぜひ下記お問い合わせフォームよりご相談ください!
4.規格外のサイズの樹脂ワッシャーは当社にお任せください!
一般的には、ワッシャーやボスなどは、冷間鍛造と言われる金型を用いてプレス加工で仕上げる加工方法を用いて製造されます。
数1000〜数10,000個の製造の場合、冷間鍛造が最適な加工方法になります。
しかし、冷間鍛造を用いると、金型を製作する必要があるため、金型製作費の初期投資が掛かります。
当社では最低ロット数100〜1,000個の製造を得意としており、
冷間鍛造ではなく切削加工などの機械加工を用いて部品製作するため、初期費用ゼロにすることができ、
他社と比較してもコストダウンを実現することができます。
さらに、特注スペーサー・カラー製造.comを運用する株式会社カドクラは、「特注品」の製作を得意としております。
当社の実績にある、多くの種類の製品事例がありますが、樹脂ワッシャーに関しても、高精度・高品質での削り出し、単純形状から複雑形状まで、
お客様のご要望に合わせた製品製作を行いますので、ぜひ一度ご相談下さい。